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Author:へんこちゃん

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十三夜
2007.10.29

我が家のベットに寝っころばって写した十三夜
なんとも贅沢な月見じゃありませんか
耳のそばの夫の柔らかい寝息がBGM・・・

静かな静かな秋の夜は深まりぬ



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歳時記 | 20:42:08 | Trackback(0) | Comments(2)
むかご
2007.10.23

 数年前に家の前の広場で山芋のつるを見つけました。
 今にも切れそうな細いツルに黄緑色の細長いハートの葉

 「えーー 山芋?」

 怪訝そうな家族の言葉に、反論出来ないほどに小さな山芋のツルが
今年 ふと気づくと立派なツルに成長し、大きなV字型にさした葉の間に大人の爪ほどの大きなムカゴが・・・・ぽろぽろと

「ほら やっぱ山芋ジャン」

  最新型の日本の食文化にどっぷり漬かったこころさんには理解できない食べ物らしいですが、父と母は
 50個程収穫しまして、早速塩ゆがきで、一年一度の自然の恵みを満喫しました。

 これほどの大きさのムカゴがつくとなれば、地面の下のお宝がちょっと気になりますが、
 「芋を掘り出したら、それで終わりだけど、このままにしとくと来年も食べられるんだよ、む・か・ご」
の、裕至ちゃんの言葉に
 「そうだね」

 素直に返事はしたけど・・・気になるな・・・お芋


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歳時記 | 23:53:00 | Trackback(0) | Comments(3)
悩み多い年頃
2007.10.16

好きです
あなたが好きです

どんなときでも あなたが好きです

だって・・・私は 私は あなたのお母さんですから


  朝起きたときから憂鬱そうな目
  辛らつで、不愉快な言葉の羅列・・・・

あなたが、暗い森の中に踏み込んだのがわかる

立ちはだかる樹木に行く手を阻まれ
 怒り

重なる落ち葉に足をとられ
 苛立ち

人生という重いリュックを投げ捨てようか
 迷い

娘よ!
お父さんやお母さんの声が聞こえますか

声が届かなければ、届くところまで戻りましょう

でも・・・

君の手を引くわけにはいかない
声の出ない涙を拭ってやるわけにはいかない

どんなに暗い森の中でも・・木漏れ日が注ぎ
どんなに深い森でも・・山の頂に続く道がある

きっとあなたなら 気づくはず

悩み多い年頃になったあなたのそばで

お父さんもお母さんも やっぱり
悩み多い年頃を迎えています。



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紫陽花 | 23:14:09 | Trackback(0) | Comments(5)
結婚記念日
2007.10.11

 今日は結婚記念日!

 スーパーの袋を抱えて 夫が 『僕 ちゃんと覚えていたよ』と、自慢げな顔で帰ってきた。

『やば・・忘れてた・・・・』

 「いろいろ考えたんだけど、ケーキにしようかなとね、でもお母さん甘いの苦手だし、お花屋さん覗いたら、なぜか今日は、菊の花ばかりだし、
やっぱりこれかなと思って・・・・・」
 
 ぐっーと、得意気に差し出した、スーパーの袋の中身は写真のとおり

 ありがとう・・覚えていてくれて・・ありがとう
 
 後ろで娘が、ちょっと侮蔑でも含んだような声で・・からからと笑った
 「それってさ、世間と逆ジャン・・・ふつう夫が忘れてて、妻がこまかーいところまで覚えてて・・後でさめざめと泣いてさぁ 夫を攻め立てるのよね・・・」

 『うるさいな・・・君は雑念が多すぎる・・』

・・・結婚して15年の

 あなたと生きてきた15年の歴史が・・ぐーっと胸にこたえる結婚記念日でした。
 来年は絶対・・ぜぇーーーったい覚えています。
 愛してるよ裕至ちゃん


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歳時記 | 21:26:37 | Trackback(0) | Comments(4)
みみうち
2007.10.3

二歳から五歳までの子供たちが集まる幼稚園で働いていると、時々子供たちから告白されます。
小さな手をほっぺの膨らみにちょっと乗せ 小さく手招きして
「あのね先生・・・お耳貸して」

子供たちが耳打ちする話は

とてつもなく 大変なことだったり
とてつもなく 秘密だったり 

だから
そう彼らは 私の耳のそばに口を寄せて
初めて『さあ どこから話そうか』と考えるのです。
そのために、最初にとる行動はみな同じ、
「はぁーー」のため息です。

そのこそばゆいこと・・・
小さい子供たちの秘密の話は始まる前から、『きゃははは・・・』と笑ってしまうのです。

「あのね・・」
やっぱり 大きなため息の後に ハー君 は言いました
大きな秘密を

「昨日ね僕・・お母さんのおなかの上でねたんだよ」
「へーーー  お母さんのおなかの上で」
ちょっと得意そうな ハー君 の顔
「ほら先生 お・み・み」
そか  ごめん
「おかあさん 重たいって言わなかったの?」
「うん   いたたたた・・・って言ったから 僕降りようかって言ったらね」
「うん」
「お母さんね・・・」
「うん」
「先生 ほら お・み・み・・・」
「ん・・・・」
「だいじょぶ・・・ハー君が幸せならずーっとねてていいよ・・・って お母さん」

「だから僕 朝までお母さんのおなかの上に寝たんだよ」

耳の奥がじわじわと波打つほどの告白でした。


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歳時記 | 22:45:07 | Trackback(0) | Comments(2)
フィジョア
2003.6.25

「あ~ら 奥様 これご存知?」
「あらま~ 奥様 初めて拝見いたしますわ」
「これ、南のお国のフル~ツなんでございますよ」
「あらま~  わたくし新婚旅行は グゥワムでございましたが、こんなフル~ツ見たことございませんわよ」
「ま~奥様 これは ニュージーランドが原産でございますのよ」
「ニュージーランドでございますか?・・・あらまあ~」
「奥様 これ 日本で買うと3個 1400円もするんでござーますのよ」
「ま~ わたくしさっそく買ってみますわ・・・」
「でも奥様、これ日本では9月頃が 収穫らしいですわ」
「どんな お味がするのかしら」
「奥様、それが不思議なんですのよ、香りがパイナップルでお味がキュウイらしくて」
「ま~それは 不思議!!!」
「ううう~ん 想像つきませんことよ」
「そうでございますよね・・・ま とりあえず 秋までお待ちしましょうか」

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歳時記 | 23:11:13 | Trackback(0) | Comments(0)
つめ
2003.6.24

おなじつめだね
おなじかたちしているね
おとうさんのつめといっしょだね

このつめはおとうさんにもらったんだよ

平凡だけど、こつこつ こつこつ ゆっくりと 
たくさんの夢を その手にもって生きてきた
おとうさんに もらったつめだよ

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歳時記 | 23:09:10 | Trackback(0) | Comments(0)
現・・・うつつ
2003.6.17

夢を見た・・・子供の頃・・・

テーブルの上に並んでいる,たくさんの御馳走
お寿司に、ハンバーグ・・・ステーキにたこ焼きに・・・

食べてもいいの?
と母にきく・・「お好きなだけ」
まるで、ホテルのウェイターみたいな母の言葉に、恐る恐る フォークを取って、
さぁーー! 一気に・・・

と思ったとたんに、目が覚める・・布団の中で「やっぱりね・・あるはずないよね」なんて、がっかりして、再び眠りに。

 また 夢を見る・・・
広い野原を誰かに追いかけられる
恐くて恐くてたまらない・・
一生懸命逃げている。
追跡者は見えないのに、一生懸命逃げている。

そこで、突然用を足したくなる・・でも恐いから逃げる・・我慢して逃げる
我慢できなくなって・・草の陰に隠れて用を足す・・・・

あ~・・あ~・・なんて清々しい
追っ手の事も忘れて、この開放感に浸る・・・

そこで目が覚める。
布団の中に広がる、生暖かい感触に・・・
「なんでーーー」

こんな夢と現実を 何度経験しただろう・・・

トイレの中での開放感に浸るたびに・・・
「あ~~~ 私生きてる~~」と
しみじみ思うのであります。

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歳時記 | 23:07:00 | Trackback(0) | Comments(0)
天水
2003.6.17

部屋にボーっと座り 細く開いた窓の外を 何を見るでもなくながめている、
雨音はかなりひどく、独り座る部屋の静かさを否応なく強調してくれるが、
窓の外の景色の中に吸い込まれたように雨の色は見えない。
そのうち 窓際まで伸びたみかんの葉に 一列に並んだ雨の雫に目が止まる。
落ちそうで落ちない,小さな水晶だまのような雫が、風に揺らぐ葉に、右へ左へ転がり、細くなったり丸くなったり、
そして、堪えきれずにホロホロと落ちていく。
 
その 静かな時間をあるがままに あるがままに生きている,植物達のなんと美しいこと
植物達が青く光り輝く様に降る雨たちの、なんと優しいこと

ほんの10センチほどの 窓の隙間から見える なんと素晴らしい愛の世界

「天が下さる水」と名づけたのも・・・ひと
ひとつの言葉に込められた思いを、ひとつ ひとつ 紐解くと・・・
また、人間も優しくなれるのかしら・・・

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歳時記 | 23:04:23 | Trackback(0) | Comments(0)
家族の肖像-2
2003.6.13

老子曰く
  大道廃れて    仁義有り
  智彗出でて    大偽有り
  六親和せずして 孝慈有り
  国昏乱して    忠臣有り

           無為自然の大道が世に行われていないから、仁が大事
           義が大事だのとつまらない議論が行われるのである。
           なまじ知恵など持つから、世の中大嘘つきが蔓延する
           親子兄弟が仲良くする事を、あたりまえとしない世の
           中だから、親孝行者や子に慈愛を持つものが目立つのである。
           国家が 大いに乱れているから 主君に忠実な家臣が目立つ
           のである。               

 娘よ!
 時々君が・・・・
 時々君が、素晴らしい娘に見えるのは、
 世の中が混乱しているせいか・・・・・・な?

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歳時記 | 23:02:01 | Trackback(0) | Comments(0)
至福
2003.6.7

四月から とある修道院の中で暮らす16人の少女達のお世話をする寮母さんとして働いています。
神とともに静かに暮らす一生を選んだ修道女と 12歳から18歳までの現代っ子の子供たちの織り成すちょっと楽しい そして愉快な不協和音・・・
毎日 右往左往しています。

そんな中で 朝5時から20分間 修道院の裏庭で 至福の時を 過ごしています。
熱いコーヒーと スモークタイム
裏庭には マーガレットに野アザミ 西洋タンポポに 白い野ばら ・・・咲き放題・・・ついでにひわも熟してます。
まだまだ・・スギナのじゅうたん・・・そろそろ・・紫陽花も色づき始めました。
大王松の松ぼっくり楽しみだなぁ・・・
ハルジオンの回りの わらびたちは朝食の味噌汁の具になりました。
団子虫にアゲハチョウの子供たちに・・・ムカデに げじげじ・・・おやおや・・・カナヘビまで登場!
からすに メジロに ヒヨドリ ヤマバトの御夫婦・・仲が良くていつも15メートルも伸びた大王松の長く伸びた枝に寄り添ってとまっています。

お仕事 ちょっぴり大変ですけど、ここは宝の山・・・桃源郷・・・

神様ありがとう・・・こんな素敵な世界を お与え下さって。

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歳時記 | 22:55:45 | Trackback(0) | Comments(0)
学校の通り道 パートⅡ
2003.6.5

我が家のこころさんも 今年4年生になりました。
毎朝 元気に「いってきまーーーす」で登校
「ただいまぁーーーーー、あのねお母さん まこちゃんと遊ぶ約束したから じゃね!」 
「・・・・・」親の返事、出る間もなく 飛び出していきます。
小学校が始まって、4年目、決して何事も無く元気でという訳には行きませんでした。
6年生の男の子に囲まれて「ちび ちび」とはや仕立てられ、学校から泣きながら帰ってきたこともあります。
遊ぶ約束したのに嘘ついて断られ 口をとがらかせながら帰ってきたときもあります。
毎日同じ道を往復しながら 少しづつ成長をしてきました。
こんなこころを 見守ってくれたのは親だけではありません。
一本道の通学路に 静かに座っていらっしゃるお地蔵様。
私の子供の頃から 同じ顔で座っていらっしゃいます。
いったいこれまで何人の子供たちの笑顔や涙を見守ってこられたのでしょうね

あまりにも 静かに見守られているあなたのお姿 子供たちは気づかないでしょうけど、いつか子供の頃の思い出の風景にはあなたのお姿が登場するでしょう・・・やっぱり静かに笑いながら
今の私のように・・・・
 
  わたしんちの 一人娘 こころもよろしくお願いします。

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歳時記 | 22:53:20 | Trackback(0) | Comments(0)
どくだみ
2003.6.3

 台風一過 日差しの強い一日になりました。高校生達が衣替えのすんだ清々しい夏の制服で嬉々として歩いている姿がまぶしいです。
 こんな初夏を迎えた、原っぱに、今を盛りに、どくだみの花が咲き誇っています。
 季語は夏・・・ああやっぱり夏だ!
 どくだみの花は、十薬、重薬という和名がついています。 薬草としてはいかに重要な位置を占めているか分かるような名前ですよね。
 毒下飲(ドククダシノミ) 毒痛(ドクイタミ)の名前が変化していったと思われます。
 草むしりして、間違ってその葉に手をかけると、一日中 独特な匂いに悩まされましたが、花の群生を見ると、お部屋に飾りたくなるほどの、清楚さがありますよね。
 でも、この白い花びらのように見えるのは、総包片が変化したもの、どくだみの花は、真中にある穂のようになったものが花なんですよ。
   
  色硝子 暮れてなまめく町の湯の
              窓の下なる どくだみの花            北原 白秋
 
   花のイメージと 名前や 独特の匂いとのギャップから 昔から ちょっとすれた性格のように扱われてきましたが、私たちに自然の恵みの素晴らしさを、楚々として教えてくれる花たちです。

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歳時記 | 22:50:02 | Trackback(0) | Comments(0)
再開
2003.6.1 
歳時記再開・・・長いことお休みしましたが、再びこころの思うままに・・・
こんな気持ちで 一度登場しましたクサイチゴ もう一度登場するにふさわしいかな

今年は クサイチゴの当たり年・・家の前の庭でも大収穫・・甘酸っぱい初夏の香りが漂いました。
さてさて、こんな香り くすぐられるように漂うと、落ち着かないのが、我が家のご主人様・・ゆうじちゃん登場です。
家から20分ほどの隠居岳に登って集めたり、クサイチゴ6キロほど・・・・感心 感心
子供の頃は とっては食べ 食べては取って ありさんやむしさんにどけてもらって食べてましたが。
今ではそんな事言ってはいられません。
ゆうじちゃんの頭の中はクラッカーの上にのった たっぷりのまっかなとろとろのジャムの事でいっぱいのようでした。
出来たジャムは10本ほど・・
我が家では、丁寧に裏ごしするのでちょっと少なめでしたが、オリジナルシールを貼って お友達に分けてあげました。

スプーンで ひとくち食べると 広がる甘酸っぱくて ちょっと青く広がる草ッ原の匂いがします。
こんな気持ち味わえるのもジャムずきのゆうじちゃんのおかげかな・・・感謝 感謝

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歳時記 | 22:47:36 | Trackback(0) | Comments(0)
仕度中
2001.12.9
 
 近くの小さな神社の境内で 見つけました。 
 桜の花の芽・・・
  
 寒さが日一日と深まり行く中で 来春の仕度中です。 
  
 小さな芽の中で、桜姫は薄桃色の晴れ着を選び 金色のかんざしを挿し・・・
  
 そうだ 赤い紅を・・・・
    
  

 
 ね ちょっと 覗きたくなるでしょ
  
 春の暖かい日差しを思い浮かべながら仕度中の桜姫の鼻歌 ちょっと聞いてみたくありません?

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歳時記 | 22:44:51 | Trackback(0) | Comments(0)
挑戦!
2001.12.8
  
 寒い日曜日 有田の黒髪山に登りました。

 3回目の挑戦だけど いつもと違うのは、補助ロープを使わないで自分の力だけで登りました。 

 どこに足を乗せるか どこを捕まえるか 一生懸命考えないと 登れない 

 お父さんやお母さんのアドバイスだって、役に立たないんだよ。 
 でも、「頑張れ!」だけは 忘れないでね。 
  
 そしたら 登れるんだから。   

 忘れないでね!

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歳時記 | 22:42:22 | Trackback(0) | Comments(0)
干し柿
2001.12.6
    
 むかーし 祖父の家でも 干し柿を作っていました。 
 お手洗いのお手水で手を洗うと 縁側の軒先に吊るしてある干し柿をよりよりともみます。   
 お手洗いに行くたびに 用を足した後に よりよりともむのです。    
 祖父が言うには そうすると やわらかくて 甘い干し柿が出来るんだそうです。   
 でも 子供心に なんとなく不潔に思えて・・・・ 
 出来上がった干し柿をぐっーと差し出した祖父に「いらない」と断ったことがありました。
「ほうー 干し柿はすかんとかぁー うまかとばい」とちょっと哀れんだような目で見ている祖父に 「干し柿は好いとるとばってんが・・・」と心の中で訴えましたが、結局 私は 干し柿が嫌いな孫になってしまいました。
  
 近所のおばさんが干してる渋柿 今年は豊作で安かったらしく、いつもの年よりたくさん干してありました。  
 むかーし そんなことがあったな ちょっと 思い出して、つめたい風の中で小さく笑ってしまいました。

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歳時記 | 22:38:35 | Trackback(0) | Comments(0)
銀杏
2001.12.5
    
78歳になる父と私が卒業した小学校に、8歳の娘が今通っています。 
 学校の 校庭の隅の大きな銀杏の木・・・今でもそこにあります。 
 太い幹の下で かくれんぼの鬼をやりました。
 友達とけんかして 葉の陰に隠れてなきました。
あの頃大きな木は 何も語りませんでした。
 ただ ずーっと そこに立っていたように 思います。

 子供の頃のように 銀杏の木の真下にたって見上げてみました。
  
 秋の柔らかな太陽の光に透けた葉が揺れて
 小学生の私が笑っていました。
 鼻の下を二の腕でくいっと拭いて小学生の父が翔けていきました。
 友達が手を振っています。
 金色に光る 繭玉のような世界に 思わず手を伸ばしたくなりました。     
 もう 二度と住めない世界で走り回る私と父と・・・  
  
 昔私もあそこに居たんだ 確かに・・・  
   
 そして 校庭の片隅の銀杏の木は その為に ずーっとそこに立っているのでしょう
 未来だけを見つづける子供たちの歓声と息吹きを静かに取り込んで、金色に輝くのでしょう   
   
 いつか 娘も この下に立ち 忘れていた自分と再会できるでしょうか?

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歳時記 | 22:36:46 | Trackback(0) | Comments(0)
あさがお?
2001.12.4
    
 昨年も ご紹介した 晩秋のあさがお・・・・
 今年も まだ 花を咲かせつづけています。
 でも・・・・
 不思議でしょう?・・・あの薄いひらひらの花びらがラッパのようにつながって開いているのがあさがおの特長なのに、5弁の花びらを開いているあさがおなんです。

 もともと あさがおは 5弁の花びらだったなんて 聞いたことがあったんですが・・・

 昨年から 私の庭には不思議なことばかりおこっています。
 
 だれか住んでるのかな・・・?

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歳時記 | 22:34:17 | Trackback(0) | Comments(0)
小春日和
2001.12.3
    
 アメリカでは、「インディアン・サマー」というそうです。
 寒い冬が来る前に 神様がくれた 冬ごもりの支度をするための暖かい一日・・・とか

 昨日までの寒さがウソのように暖かい休日 山の頂上でシャボン玉を作りました。
 大きなシャボン玉を作って、おおはしゃぎした後は、小さなシャボン玉をぽろぽろとたくさんたくさん作りました。
 お日様が傾いても、いつまでも暖かい一日でした。
 
「きりんもつれて来ればよかったね」
「うん」
「きりんもシャボン玉 好きなのにね」
「うん」
「きりんとシャボン玉って似てるよね」
「どこが?」
「どっちも 屋根の上がすきでしょ」
「そっか」

 眠たくなるような暖かいお日様の光は、こころがとけてしまいそうなやさしい会話が似合います。
 小さな春が生まれてくるような・・・・

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歳時記 | 22:32:12 | Trackback(0) | Comments(0)
夏祭り
2001.7.28
    
 舞台の上では、おじいちゃんがマジックショウ・・
 白粉のにおいが華やかな おばあちゃんの民謡・・
 滑り台や ブランコに乗って 無表情に見ているこども達・・
 アイスクリームのおじちゃんは、かき氷屋のお姉ちゃんに負けて、ちょっと無愛想・・

 昔なつかしい ビードロのような 時が止まってしまったような 夏祭り・・

 暑い空気に くにゃくにゃに変形した レコード盤から聞こえる やかましい民謡が、大きくなったり小さくなったり・・・・

 あやかしの きつねの 夏祭り・・・

 たまごの匂いが 鼻につく アイスクリーム・・夏祭り・・・

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歳時記 | 22:28:26 | Trackback(0) | Comments(0)
伝えられなかった言葉 ・・・・ 母たちへ
2001.7.12
    
 森の中に溶け込んでしまうような、娘です。
 木漏れ日降る、林の中の風のにおいが、どんなに気持ちがいいものかちゃんとわかる子に育ちました。 
 


 あなた方二人に 伝えたかった、自慢したかった。
 私たちの娘を・・・

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歳時記 | 22:26:00 | Trackback(0) | Comments(0)
家族の肖像-1 ~キリン~
2001.6.26
    
 4年前に 我が家の家族になった キリン君です。
 3匹の目も開いてない、丸裸の子猫を 針金でくくって 川に沈めるという惨い姿で捨てられていました。 
 見つけたとき、一匹は死んでいましたが、二匹の猫は元気に成長しました。

が、残念なことに白い「パウダー」という名の猫は、交通事故で死に 今では このキリン君だけが我が家の一員で 元気に暮らしています。
 甘えん坊の キリン君は 家族の誰かと一緒に寝たがります。
 今日は お母さんにしがみついて寝ました。一日中外で遊んで回っては、食事のときだけ帰って来て、お父さんや お母さんに 甘えているキリン君を見て、そろそろお勉強が ちょっと嫌いになってきたこころちゃんには、少々羨ましい存在のようです。

 「キリンは ちゃんと猫学校にいってるんだよ。そうしないとりっぱな 猫になれないからね」と 教えると・・・
 「こころも 猫学校がいい・・」

 おーい キリン君よ・・どうにかしてくれ・・生活アラタメヨ・・・なんて 無理か・・

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歳時記 | 22:22:58 | Trackback(0) | Comments(0)
エンジェル・トランペット
2001.6.25
    
 しおらしく 頭を垂れ その 美しい姿を 干渉されるのをまるで恥らっているかのような お姿ですが・・・   
 どうして どうして 頭の先から 根っこまで 猛毒を持った 悪婦のような花です。
 実家の隣の道端に 2メートルほどの巨木で咲いていますが、6月から咲き始め 10月まで これでもかこれでもかと   咲き続けます。

 あの有名な 華岡青洲が 妻と母の間で 苦悩しながら 麻酔薬の人体実験をした花が この花です。

 別名「木立朝鮮朝顔」
 
 けっこう 日本全国でこの花による事故があっているにもかかわらず、意外と簡単に 植木で売ってあります。
 夜 暗闇の中に ほんのりとぼんぼりのように浮かんでいる 花は とっても愛らしいのですがね・・・

 くれぐれも その上目遣いの 愛らしさには ご用心あそばせ・・・

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歳時記 | 22:20:30 | Trackback(0) | Comments(0)
恵み
2001.6.12
    
 びわを たくさん頂きました。
 一房づつ 袋をかぶせて 大事に育てても 売り物にならないびわです。
 長崎は 本当に びわが多くて 私の周りのたいていの家には びわが なっています。    長崎では 「ひわ」と呼んでいます。
 私達は びわのなっている家を見つけると、「おばちゃん ひわ 取っていい?」と 家の奥に声をかけて食べていました。
 びわの木は しなやかな木なので 登るのはちょっと危険ですが、男の子が 木の股まで登って 手の届く範囲で取れた物を下へ投げてくれます。
 あまいびわに あたると 大喜びです。
 すっぱいびわや 味のない水っぽいだけのびわにあたると 顔をしかめたり 口に入れたとたんに 「ぺーっ」っと吐き出したり。
 今では スーパーで買うと とんでもなく高いびわも 昔は お小遣いなんてもらえなかった私達のために 自然が与えてくれた恵みのおやつでした。
 
 うちの 裕至ちゃんと こころちゃんは 大好物で夕べも おかあさんの「食べ過ぎないのよ」という声に、うろ返事で食べていました。
 知り合いの家に「あげようか」というと 「よかさ 僕が食べるから」と首を横に激しく振りながら 叫んでいる裕至ちゃんでした。

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歳時記 | 22:18:37 | Trackback(0) | Comments(0)
お弁当・・再開
2001.6.11
    
 『石蕗の花が咲きました』という本があります。
 この本の中に、朝起きてきて テーブルの上に 二つのお弁当が並んでいた。そして 弁当箱の上に 二組の箸が きちんと同じ方向を向いて並んでいる。
 まるで 同じ人生を 躊躇わずに 同じ方向を向いて歩いている。 君と僕のようだ。

 そんな内容の短歌が ありました。

 長く独身を 続けてきた私は、結婚に憧れた事はありませんでしたが、この歌を読んだとき心の底から
 「結婚してみたい」と 願ったことがあります

 今 毎朝 夫にお弁当を作りながら そんな気持ちを思い出します。
 
 おかずを お弁当箱に順序よく並べて、箸をそろえると なんか 幸せを感じます。
 眠そうな目をこすり 起きてきた夫が 「すごい おいしそう」と 歓声を上げるまで 蓋はしません。
「でしょう・・、でしょう・・」と ささやかな 朝の幸せな時間です。

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歳時記 | 22:14:56 | Trackback(0) | Comments(0)
麦秋
2001.6.4
    
 暑い日差しに 
 「もうすぐ夏が来るんだね。 もう 衣替えの季節だもんね。」
 なんて 思っていたら ここのところ ちょっと 肌寒い日が 続きます。
 こんな日のことを 「麦秋」と 言うそうです。
 麦の収穫の頃の気候に似ているからだそうですが、日本の国がいかに四季折々の風景に恵まれているか、思い直されるような言葉ですよね。
 
 写真の花は「姫女苑」・・ヒメジョオンと読むそうですが、帰化花で明治の頃に アメリカから渡ってきた花です。
 でも 地味な薄紫の花を見ると、実に日本的で、「麦秋」のさわやかな ひんやりとした 空気の色と なぜか あうんですよね。 
 
 家の周辺に 雑草として ほかされる花にも ちょっとした 歴史があると 不思議と愛しくなりますね。

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歳時記 | 22:13:05 | Trackback(0) | Comments(0)
パンドラの箱
2001.6.3
    
 両手で 自分自身の 胸を抱きしめる
 胸の奥に潜む 得体の知れない 私
 声にならない 声をあげ うごめく闇の中の私
 闇の奥から 突き上げてくる 衝動
 開放しては ならない
 解き放しては ならない
 一心に胸を抱き 誰もいない部屋の中で 寝返りを打つ
 低い天井の節が いっせいに 私を責める
「まだ おまえは 迷うのか 目の前の道に・・」
「まだ おまえは 迷うのか 通り過ぎた過去に・・・」
「迷っては いない!」
 闇の中の私の 底の知れない風穴のような口から漏れる風の音に 迷うのだ  
 その手を 開いて 解放しろと叫ぶ声に 迷うのだ
 私の 生きてる様に 迷うのだ

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歳時記 | 22:10:55 | Trackback(0) | Comments(0)
なやみ-1
2001.5.28 

 K 「昨日 お母さんに 怒られた?」
 M 「うん ものすごーく 怒られた。ごはん 食
    べさせん って言われた。」 
 K 「・・・ だから 早く帰ろうって言ったやろ。」 
 M 「うん・・・。」
 K 「・・・・・。」
 M 「あのね うちのお母さんがね なんで 
    あがん おこりんぼうか知ってる?」
 K 「・・・なんで?」
 M 「おかあさんもね 小さい時 おばあちゃん
    に怒られよったとて、だから順番だから 
    今度は うちが怒らるっとさ。」
 K 「ふ~~~ん」
 K 「そしたらさ うちの おばあちゃんは やさ
    しかったけん うちの お母さんの怒りん
    ぼうは お母さんが 始まりとたいね。」
 M 「そうか。」
 K 「・・・・・。」
 M 「・・・・・。」
 K 「お菓子 買いに行こうか。」
 M 「うん。」

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歳時記 | 22:08:46 | Trackback(0) | Comments(0)
ぐみ
2001.5.24
    
 裏庭に 大きな ぐみの木があります。
 今年も 沢山の実をつけました。
 毎年 娘と二人で 楽しみにしています。

 もうとおーい昔になりましたが、私の祖父の家の 庭にも 大きなぐみの木があって  今ごろの 季節になると 孫一同が集まり 大きなどんぶり鉢に 山のように摘んで、食べました。 
 16人もの いとこ達が 塩をつけて食べる者 砂糖をつけて食べる者、それぞれにほおばりながら わいわい がやがやと ・・・・・
 まるで ツバメの巣のごとく 喧騒と平和な 一日を 過ごしたものです。
 
 今では 誰とも奪い合わなくても、充分なほどのグミを 1個 下の上にのせて ゆっくりと 味わうと
 目を細める程の すい味が 広がり 耳の奥に あの頃の 喧騒が ゆっくりと よみがえってきます。
 
 あの頃は 気づかなかった 幸せが とても ・・・・ 哀しい

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歳時記 | 22:04:56 | Trackback(0) | Comments(0)
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